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【入社時に取り付ける身元連帯保証書の効果】~リスク対策を強化しましょう~

監修:特定社会保険労務士 馬場栄

入社時に取り付ける身元連帯保証書の効果

今週のピックアップ

【労務情報】
◆ 身元保証の目的
◆ 身元保証人に関するトラブル事例
◆ 相談窓口としての役割も担ってもらう
◆ 身元保証人は誰でもよい訳ではない
◆ 身元「連帯」保証書で、更にリスク対策を強化

【KING OF TIME 情報】
◆ KING OF TIME API連携サービス
◆ WebAPI連携設定機能
◆ 月別データ[CSV]データ出力


社労士からのアドバイス

身元保証の目的

採用内定を出したタイミングや、入社時のタイミングで身元保証書を提出させている企業は多いかと思います。

身元保証書を提出させる目的は、採用後に社員が過失により会社に対して損害を与えた時に、身元保証人に対してその損害を代わりに賠償してもらうことで、会社のリスクを低減させるというものです。

また、身元保証書を提出させることで、「身元保証人に対して迷惑を掛けられない」という意識付けを行い、事故の未然防止を図るという目的もあります。


身元保証人に関するトラブル事例

1人暮らしをしている社員から「うつ病」の申告があり、社員本人が出勤していない状態が9ヶ月間続きました。

そこで会社は、就業規則に基づいて休職期間満了による自然退職のプロセスを取ることにし、身元保証人である社員のご両親に電話連絡をしました。
電話したところ、ご両親は社員の病状を知らず、その病状を確認するために、社員に電話をしました。
すると、「うつ病」で休職している社員が「親に自分のうつ病のことをバラした!」と会社に怒鳴り込み、会社を相手取って損害賠償の訴えを起こしたのです。

会社はよかれと思い、身元保証人である社員のご両親にご連絡したわけですが、社員からしたら身元保証人だからといっても自分の健康上の問題については関係ない。との主張でした。

確かに、一般的な身元保証書では、前述のような損害発生時の賠償を求める内容だけであることが多く、このような問題について身元保証人が果たすべき役割についての記載はみられません。


相談窓口としての役割も担ってもらう

さきほどの例のように、社員がメンタル疾患などを発症してしまった場合や労使間でのトラブルが発生した際に備えて、身元保証人にそれらの相談窓口としての役割を担ってもらうことも有効です。

事前に相談窓口としての役割も担ってもらうことを記載した、身元保証書を提出してもらっていれば、いざという時に身元保証人を含めて、今後の労務管理を相談することができます。

このような役割も担ってもらうためにも、身元保証書には「社員に健康上の問題等が生じた場合は、相談窓口となり誠実に対応致します。」との文言を付け、社員、身元保証人の双方から同意をとっておくとよいでしょう。


身元保証人は誰でもよい訳ではない

上記の通り、社員に関する様々なトラブルが発生した場合に、重要な役割を担って貰う立場ですので、人選がとても大切です。

賠償資力の確保という観点で、原則として2名としたり、配偶者以外の独立の生計を営む成年者という条件を付けるとよいでしょう。

また、相談窓口としての役割を担って貰うためには、いざという時に遠隔地だとうまくコミュニケーションが取れない可能性もありますので、近隣県内に居住しているという条件も付けるとよいでしょう。


身元「連帯」保証書で、更にリスク対策を強化

身元保証書を取り付ける企業が一般的かと思いますが、リスク対策を強化するためにも、身元保証書ではなく、身元「連帯」保証書を取り付けた方がよろしいでしょう。

以下で、身元保証人と身元連帯保証人の違いを挙げていきます。

(1)請求先としての効力
身元連帯保証書であれば、会社は社員と同様に、身元連帯保証人に対しても弁済を請求することができます。
一方で身元保証書の場合、会社は身元保証人に対して直接弁済を請求することはできません。

(2)債務責任の重さ
身元連帯保証人は、債務を全額保証する責任を負います。仮に社員に賠償資力があったとしても、身元連帯保証人は会社からの弁済請求を拒否できません。

一方で身元保証人の場合、債務責任は社員の破産宣告により発生します。
このように、身元保証人と身元連帯保証人では責任度合いが全く違います。
身元連帯保証人となってもらうことを承諾してもらう身元連帯保証書は、賠償資力の担保という意味で大きな効果を発揮します。

身元保証人ではなく、身元連帯保証人を立てることで、会社は万が一のリスクに備えることができるのです。
※なお、2020年4月以降締結の身元保証書については、民法改正を踏まえ、損害額の限度額を定める。
社員に関する一定の事項について身元保証人となる者が確認の上、同意する。ことなどが求められます。



KING OF TIME 情報


今回は、給料計算の際にお問い合わせが多い、API連携や出力機能についてご案内します。
KING OF TIMEでは、さまざまな方法で給与ソフトに取り込めます。

◆ KING OF TIME API連携サービス
◆ WebAPI連携設定機能
◆ 月別データ[CSV]データ出力

KING OF TIME API連携サービス

本製品は、外部サービスとAPIによるデータ連携が可能です。
多くのサービスと連携可能ですので、複数組み合わせることでさらに便利にお使いいただけます。

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☞ つながるKING OF TIME(豊富な連携サービス)

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※API連携サービスをご利用希望のお客様は、下記コンテンツ内のフォームよりお申し込みください。

☞ 従業員データや勤怠データをAPI連携できるサービスはありますか?

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各サービスとの連携に関するコンテンツもご用意しております。

☞ マネーフォワードクラウド給与と連携するにはどうすればよいですか?

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☞ 「人事労務freee」と連携するにはどうすればよいですか?

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WebAPI連携設定機能

APIシステム連携以外でも、直接KING OF TIME WebAPI連携を利用することも可能です。
アクセストークンを発行することで、お客様でご自由にお使いいただけます。

本機能は以下条件でご利用いただけます。
◎ WebAPI連携設定機能 > 使用する
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WebAPI連携設定機能

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その他、従業員データ、管理者データ、日別データなどのデータ出力もございます。

セキュアログインとKING OF TIMEの連携

☞ 「月別データ[CSV]」とは、何ですか? ※データ出力(エクスポート)

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本記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
次回は、「長時間労働が抱える問題点」について、お伝えする予定です。
今後もKING OF TIMEをご愛顧いただけますよう邁進してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。